2012年10月18日木曜日

【アニキ】激動の時代を駆け抜け、道を違え、それでも信頼しあった人達

「間違った道を進んでいたのはオレの方かもしれない」




人生の中でこんなセリフを吐く(吐かれる)場面は、なかなかありません。

推測できる状況としては、


1、もともと同じ道を歩んでいた二人。

2、何かのきっかけで違う道を選んだ。

3、そして、ある程度の時間が過ぎた。

4、先方が、自身の過ちを感じる出来事があった。

5、なんらかの意図があって、過ちを認めたことを告げにやってきた。


このケースに当てはまる僕が知ってる二人は、坂本竜馬と武市半平太しかいません。※お〜い!竜馬より


1、竜馬と半平太は幼少より同じ剣術道場で学び、土佐勤王党の母体となる道場で思想を語り合った。※お〜い!竜馬より

2、二度の脱藩を行い、より自由な活動に臨んだ竜馬と、土佐での地位を固め、土佐藩主・山内容堂を敬愛する半平太。※お〜い!竜馬より

3、勝海舟のもとで政治や操船を学ぶ竜馬と、容堂公を敬愛する半平太。※お〜い!竜馬より

4、文久の政変をきっかけに、敬愛していた山内容堂に投獄され、「主君に対する不敬の罪」を罪目に切腹を命じられる。※Wikipediaより

5、獄中にて己の信じた道を悔やみ、心の中で竜馬を応援し、切腹の際には未だ誰も成し得なかった「三文字の切腹」を行い、その意地を見せつけた。※お〜い!竜馬より


こんなにアツい人間関係はそうそうあるモンじゃないです。

ただ、男として生まれたからには、人生の中で一度でも言ってみたい(言われてみたい)ですね。


◎本日の格言
「情熱ほとばしるミスは、感動的ですらある」
ギタリスト・加茂フミヨシ

2 件のコメント:

  1. 2週間越しの謎が解けてスッとした。ピラーは揃ってる?

    お~い竜馬は史実というより、小山ゆう先生のオリジナル長編と言ってよい。

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  2. 面白かった◎

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