2013年5月28日火曜日

【宗義】Arcade Fire(アーケイド•ファイア)【音楽】

「世の中には二つのバンドがある。
 アーケイド・ファイア以前のバンドと、アーケイド・ファイア以降のバンドだ。」




はい、何を言ってるのかサッパリ分からないという突っ込みもごもっともでございますが、今回は革新的なバンド、アーケイド•ファイアについて書かせて貰います。




2003年、カナダにてウィン•バトラーとレジーヌ•シャサーニュを主導として結成された七人編成の大所帯バンドは、自分達の独創性を追求するために、あくまでインディーズレーベルで活動を行っていた。




それがこの有様である。




Arcade Fire - Neighborhood #2 (Laika)






生理的に受け付けない人が多そうなボーカル、何かを叩いている人、ライブ中に楽器を取っ替え引っ替え演奏、何かと思ったらヘルメットを被って叩く、それに引き換えかわいい鉄琴とアコーディオン、大変緊張感あふれるストリングス、などなど…




実に有機的なライブが展開されております。




確かに並大抵の独創性ではないが、これをロックというべきなのか、そもそもロックってなんだったっけ?




と、当時のロックバンドに対して、いや、全ての音楽に対して全く新しいロックバンドの在り方を投げかけたのだった。




しかし、これが世界に理解されるのだろうか。世界はアーケイド•ファイアに対してどのような答えを示すのか。





それがこの有様である。






世界中のロックフェスティバルで、湧きに湧いたオーディエンスは大合唱。




ロック史上最高のアンセムだと呼び声の高い「wake up」という名曲を生み、
世界中から圧倒的な支持を得るバンドとなった。




更に、アルバムのレコーディング用に教会を購入してスタジオに改造、ウィン•バトラーとレジーヌ•シャサーニュがめでたく結婚するなど、アーケイド•ファイアの進撃は止まらない。



そして2011年、インディーズでありながら、第53回グラミー賞にて、レディ•ガガやケイティ•ペリー等、メジャーリーグ級のアーティストを抑え見事、年間最優秀アルバム賞を受賞するという快挙を成し遂げた。



インディーズがメジャーを凌駕した瞬間だった。




そして先月、ウィン&レジーヌ夫妻に第一子が誕生!おめでとう!




そんなわけで、アーケイド•ファイアが気になって夜も眠れないというそこのあなた、Amaz○nでアーケイド•ファイアをクリッククリック!

1 件のコメント:

  1. 歌にしても演奏にしても魂こもってますね!
    風格ありすぎです(笑)
    紛れもないロックです。

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