レコーディングスタジオのある梅ヶ丘まで、
毎朝、終点の代々木上原まで乗る千代田線の中で、
今日はどんなことが起きるだろう、ちゃんと弾けるかな、
と胸をワクワクバクバクさせていた3日間が無事終わりました。
ビシっとスーツを着込み大手町や霞ヶ関で降りる人、
頭まっ金金で甘い香水をつけたオシャレさんは表参道、明治神宮前で降りていく。
みんなそれぞれの形で今日も頑張るんだ!だから俺も頑張ろう!と
半ば強引に目に見えるすべてのモノを+の力にしようとしていた。
梅ヶ丘到着〜スタジオへ…
スタジオはなんだか全体的に「パンクロックの聖地」のように感じた。
それが第一印象だった気がする。あと、年季入ってんなぁー、とか。
待合室にはとっくのとうにぶっ壊れてるエアコンがあって、
ベロアデザインかってくらい埃が付いた扇風機が一台カラカラ回っていた。
所々に置かれた学校用の椅子はとても雰囲気があった。
肝心のレコーティングスタジオは僕にとっては迫力満点だった。
録音ブースを開けると、見たことない機材ばかりで一気にワクワクメーターが振り切った。
音作りはスムーズにいけた気がする。
さすがALBIT。
全員での音合せもそこそこに、早速レコーディングがスタートした。
スタートの11時から12時間後の23時まで、一瞬の出来事だった。
もう楽しくって楽しくって、しかたがなかった。
スタジオの雰囲気にも慣れてきて、2曲オケ録りが終わった頃には
そこのスタジオと梅ヶ丘という街が大好きになっていた。
2日目…
確実に迫ってくるタイムリミットにメンバー全員焦っていて、
でも焦ったっていい結果は生まれないってのはみんな本能的にわかっていて、
それがなんでか手に取るようにわかって、考える暇もなく楽器をセッティングして
録音のキューがかかった時、最高の演奏が出来た。
僕にとってこの瞬間がこのアルバム制作の中での、一番の宝物です。
あとの細かい点はラジオ等でも話そうー。
とにかくこのレコーディングでは本当にたくさんのことを学べたし、
気づいていなかった色々な事がわかった。
曲、メンバー、そして自分と向き合って
いろんな奇跡が起きて、ドラマもあって、本当に濃厚な3日間でした!
(3日も連続でメンバーと過ごしたのも初めてだったしね…)
またレコーディングがしたい!!
そのためには着実に結果を残していかなくてはいけない!!
がんばるぞー。
頑張ってるね。
返信削除よーへーちゃん。
夢叶えたね。おめでとう。
これからもかげながら応援してますからね。