「間違った道を進んでいたのはオレの方かもしれない」
人生の中でこんなセリフを吐く(吐かれる)場面は、なかなかありません。
推測できる状況としては、
1、もともと同じ道を歩んでいた二人。
2、何かのきっかけで違う道を選んだ。
3、そして、ある程度の時間が過ぎた。
4、先方が、自身の過ちを感じる出来事があった。
5、なんらかの意図があって、過ちを認めたことを告げにやってきた。
このケースに当てはまる僕が知ってる二人は、坂本竜馬と武市半平太しかいません。※お〜い!竜馬より
1、竜馬と半平太は幼少より同じ剣術道場で学び、土佐勤王党の母体となる道場で思想を語り合った。※お〜い!竜馬より
2、二度の脱藩を行い、より自由な活動に臨んだ竜馬と、土佐での地位を固め、土佐藩主・山内容堂を敬愛する半平太。※お〜い!竜馬より
3、勝海舟のもとで政治や操船を学ぶ竜馬と、容堂公を敬愛する半平太。※お〜い!竜馬より
4、文久の政変をきっかけに、敬愛していた山内容堂に投獄され、「主君に対する不敬の罪」を罪目に切腹を命じられる。※Wikipediaより
5、獄中にて己の信じた道を悔やみ、心の中で竜馬を応援し、切腹の際には未だ誰も成し得なかった「三文字の切腹」を行い、その意地を見せつけた。※お〜い!竜馬より
こんなにアツい人間関係はそうそうあるモンじゃないです。
ただ、男として生まれたからには、人生の中で一度でも言ってみたい(言われてみたい)ですね。
◎本日の格言
「情熱ほとばしるミスは、感動的ですらある」
ギタリスト・加茂フミヨシ
2週間越しの謎が解けてスッとした。ピラーは揃ってる?
返信削除お~い竜馬は史実というより、小山ゆう先生のオリジナル長編と言ってよい。
面白かった◎
返信削除