宗義です。
今年も早いもので、ひぐらしがむせび鳴く季節となりました。
ひぐらしの雄は、雌の気を惹くために、より大きな声で鳴いてやろうと、体を殆ど空洞に進化させました。
あいらーびゅーーあいうぉんちゅーーと高らかに愛を歌うために、そこまで体を特化させるとは、昆虫ながらあっぱれな歌うたいです。
わずか一、二週間の命を燃やして歌うために、何年もの間、土の中で生きるのです。
そんな歌声だからこそ、僕達人間にもヒグラシの鳴き声が力強く、どこか儚く、心に響くのかもしれません。
そんなひぐらしにあやかろうと、木にへばりついてみました。
ポロシャツが少しだけ汚れました。
いつも上からセミが落ちてきたら怖いなーと思いながら、道を歩いてます。
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