宗義です。
かれこれ四、五年の付き合いになるだろうか。
気付けばいつもそばに居た。
君と出会って以来、何をするのも一緒だった。
桜を見て、雨に降られて、紅葉を見て、雪を撫でた。
勿論楽しいことばかりでは無い。
お互い傷つけ合う日だってあった。
そんな当たり前の毎日は、特別な一日でもあった。
君を見ていると、年を重ねるのも悪くないと思える。
だって君はどんどん綺麗になっていくから。
鞄。
この焼けた素皮、ちょっぴりくたびれたフォルム、思い出いっぱいの重量感。
革製品は使い込むほど味が出て来て成長過程を見るのも楽しいです。
これからもずっと一緒だ。
僕が居なくなるその日まで。
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