2012年9月4日火曜日

【夢日記】長い階段【宗義】

僕(夢の中においての僕であって、実在する人物ではない)は病院にいる。


テレビ画面を見るような客観的視点と、僕自身の主観的な視点、この二つの視点から物事を認識している。
(夢の中では自覚していない)


僕たち患者は全員10〜15歳の子供で、一日薬を飲まないと死んでしまうような、重い病気と戦っている。


この病気を持つ患者は、20歳を迎えることは難しいと言われていた。



僕には仲間がいる。同じ病棟で同じ先生に診てもらっている。


僕たち五人は携帯電話のような端末で繋がっていて、毎日メッセージを交換しあっている。僕らはチームを作る。


明日、もし目を覚ますことがなかったとしても、悔いの残らないように毎日を思いっきり生きようと、僕らは互いに約束しあった。



ある日、二人の仲間が消える。仲の良い兄妹だ。妹はいつも兄にくっついて歩いていた。


僕達は探す。先生の所にいるという情報を得たが、先生達は何も言わない。


兄妹が端末にメッセージを残してから一日が過ぎた。今までこんなことは一度もなかった。



それからまた一人、いなくなる。



僕は彼女のことが好きだった。彼女も僕のことを好きでいてくれた。と思う。


僕は残された親友と手分けして探すことにした。


親友も彼女のことが好きだった。
僕達は親友であり、恋敵でもあった。


途中、親友とも連絡がとれなくなったが、先生の部屋から端末の位置情報を知ることができる装置を入手する。


みんなの位置を追うと、何処に続くかわからない長い下り階段を見つける。



つづく。

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